うん、なんか読み返すと昨日の記事だけじゃちょっと書き足りない。
タナカ@usedcarlife1です。
正直、一部を除き輸入車買取の商談はキライです。
昨日あれこれ書いといてなんだけど、
微塵もありません。
実際自分でも乗りたい車はいろいろありますよー。
今一番欲しいのはアバルト595かな。
小さい車が好きなのと、山道を走る機会が多いので
小気味よくマニュアルで走れる輸入車コンパクトっていうと
コレかルノートゥインゴあたり?
電動化される前に乗っておきたい一台ですな。
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ここ10年くらいで免許を取得した人たちって、
昔の輸入車の扱いにくさ、壊れやすさを
知らないんだよね。
街中でいろんな輸入車を見る機会も増えて、
国産車と同じような感覚で買おうとする人が増えてる。
たしかにこの何年かで新車で発売された輸入車は
「今のところ」壊れにくいっていう印象がある。
ただ、あくまで致命的な故障はっていう意味で、
警告灯が唐突に点灯したりオイル漏れしたりっていう
些細な(?)トラブルは国産車に比べれば圧倒的に多い。
で、昨日書ききれなかったのがここからなんだけど。
クラスを問わず高級車なのに異様に安いよね?
あれ、なんでだと思います?
単に型落ちで古くなったから?
年数相応に走行距離が多いから?
人気が無いから?
もちろんそれもありますが。
致命的な故障が起きやすい
仕入れようとしないからなんです。
例えばエンジンオイル漏れや冷却水漏れ。
ミッショントラブル。エアコン故障。
パワステ不良やメーター等の液晶不良。
売った直後にこういったトラブル出たら、
ものによっては修理代で一撃20万円以上、
何なら80万~コース。
すぐに壊れたーって言われて「修理代こんだけかかりますよ」、
なんて売った客に言えんよ。
自社保証付けてたとしたら店の負担になるし。
だからオークションでも安いし、店頭価格も安くなる。
これを専門の知識持ってて整備もしっかりできるお店で
保証を付けて買うならまあいいんじゃない?
売る時の価格を考えず、しっかり整備してから納車してもらい、
その後の維持にお金がかかっても動じないのなら、
この当時の輸入車の走りを楽しむのは大いにアリです。
国産車と一緒に並べられてて自社工場も無く
お金をドブに捨てる行為だと思って下さい。
安い輸入中古車は壊れやすい。
地雷をいっぱい抱えてる。
そして修理するのに多額のお金が必要。
さすがにベンツやBMWは見た目の古さもあるから
(乗ってる人、失礼な事言ってごめんなさい!)
これくらいの年式買う人は少ないだろうけど。
見た目重視のMINIやビートル、
ボルボやラテン車あたりはまだまだ店頭に並んでるね。
それを知らずに、昨日の記事で書いたような20代の子が
修理代払えず買取店に来るというケースが増えてます。
あとは単純に国産車と違って乗りにくい、とかね。
BMWなんてハンドルやたらと重いもんなー。
そんな人と商談して、残酷な査定価格を突き付けなきゃいけない
車買取店のスタッフの心境を少しでも分かって頂けると
ありがたいです。
ちょっと今日はこの後病院に行くのでここまでにします。
読んで頂きありがとうございました。